幼稚園での出来事~陸の孤島から~
娘は数年前、陸の孤島を代表するような幼稚園に入りました。
老夫婦がやってます。
のんびりノビノビした園生活というイメージだったのですが、入園してみると真逆で、園児・先生・園長さんは「やんちゃ」な感じがしました。
園児が「やんちゃ」なのは仕方ないとして・・・
先生は知り合いの保護者と友達の様に仲良くおしゃべりをします。
情報も流します。
それをママ友を通して聞くのです。
「こんな保護者がいるらしいよ」「あの人だよ~」「え~」
・・・保護者の敵は保護者なのです。
故に、園に相談なんか出来ません。
園長さんは、集まった席での挨拶では、保護者を叱責します。
「親が子供の足を引っ張ってはいけないんです!!!」
親のどういった点がそうなのかは説明せず、子供の足を引っ張るな、ばかりを主張。
いったい保護者に何を求めているのか・・・。
おかしい・・・
そう思うのですが、ママ友の集まりでは、「園長先生はうるさい保護者のせいでストレスが溜まっているんだ」「うるさい保護者のせいで不安定になっている」といった具合になる。
冷静に話を聞いても、そのうるさい保護者は正論を訴えていると思うのですが・・・。
貝の様に口を閉ざし、無事に卒園できる事だけを願って、この試練のような状態に耐えていた訳ですが、とうとう事件が起きてしまいました。
娘がジャングルジムから落下し、前歯二本折れ、流血。
当然、幼稚園から謝罪があるだろうと思っていましたが、電話で先生から状況の説明と軽く謝罪があっただけでした。
正直、謝罪があったかどうかも覚えていないぐらい。
確実なのは、保護者を叱責していた園長さんの口からは、言葉ひとつありませんでした。
人間というものは、想定外の対応をされると漠然としてしまうようです。
病院へ連れて行き、ちょっと園を休ませて、何も無かったように登園させました。
ですが心中は、娘に申し訳ない気持ちでいっぱいで、毎日反省ばかりしていました。
この幼稚園を選んでしまった自分の責任。
おかしいと思っても、転園させなかった自分の責任。
自分を責め、毎日反省と後悔をしていました。
隣り町の大学付属があったのに、どうしてそちらを選ばなかったのか。
元々ここの原住民ではないのだから、組織がしっかりした社会に娘の身を置くべきでした。
私はこれを機に、塾や習い事や買い物まで、組織のしっかりした会社を選ぶようにしています。
命があって良かった、この事故。
娘の落ち方が上手だったんだと思います。(^_^;)
幼稚園の責任者である老夫婦。
責任者がいてもいなくても同じだよ・・・。
陸の孤島にある幼稚園の出来事でした。m(__)m
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